こせ

さがすのこせのネタバレレビュー・内容・結末

さがす(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

開始40分ほどで展開は予想出来たと思っていたが、少し違っていた。途中までは楓視点で描かれていたストーリーが一旦ラストまで進むと、次は山内視点に切り替わる。そして次は、智視点に変わる。
山内視点では人間の欲望がまじまじと映されていた。また、それを狂気と感じさせる演出に引き込まれた。
智視点ではこれまで描写されなかったネタバラシ的な要素が数々含まれていた。最初は「妻を安楽死させてやりたい。」という思いから山内と関係を持ったのだが、その後山内から話を持ちかけられてからは「生きるため」という感情に移り変わっていたのが分かる。また、山内が指名手配されてからの心情にも変化が見られる。
最後のシーンでは最初の親子の会話と意味深な空ピンポンというシーンが含まれていた。それにもまた意味があるような気がする。以後考察をしたい。
こせ

こせ