取り扱ってるテーマの重さとか汚い描写の多さで観ててすごく嫌な気持ちになった(ほめてる)。この重いストーリーをしっかり支えるキャスト陣の演技は本当にお見事。先の読めない展開には引き込まれたけど、驚きとか意外性を感じないまま終わってしまったのは何が悪かったんだろう。
父は冒頭のクチャラー万引き犯とその後の描写で印象変わったのがよくわかんなかったし、山内もサイコパスかと思いきやプレモルの伏線みたいな一面があったりで、この2人の心の移り変わりが腑に落ちなかったな…。母と娘の絡みがなかったのも不自然に感じた。
ラスト、ピンポン玉がCGなのはラリーの長さ的に仕方ないと思いながら見てたけど、2回目のラリーで物理的に球を消したせいで演出の意図がブレちゃったの良いシーンなだけにもったいないと思った。
