のぞみ

ロスト・ドーターののぞみのレビュー・感想・評価

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)
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緊張感や不安感で押しつぶされそうになった121分。
こんな苦しさを抱えていたのだろうか、この作品自体がレダそのものみたいにおもえて仕方なかった。

母性はないけれど、娘がふたり。
過去と現在が行ったり来たり、レダのことをどう捉えるべきなのかわからない。
離れてみると愛せたりするのは、こどもに限らずあること。
大人なら距離感がわかるけれど、こどもには通用しない。
そんなことがとてもつたわってきた。
終始ずっと苦しいけれど、ラストにすこし救われた、気がした。
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