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パワー・オブ・ザ・ドッグのMOEのレビュー・感想・評価

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)
4.0
【有名原作×名監督】
これは、アカデミー賞行くだろうなぁ。
ストーリーも演技も、魅せ方もさすが。
129分の長尺も気にならず、終始引き込まれた。ストーリーが進むにつれて、引力が強くなっていく。そして、あのラスト。
落とし所としては、納得の巧さ。

多くは語らないからこそ、役者陣の演技がとても大事で、皆んな素晴らしいけれど、カンバーバッチの繊細な演技は特に印象的でした。
目で語ってたなぁ。

言葉じゃなくて、肉体で伝える。
より生々しく、より人間臭い。

キルステンとジェシー夫妻がお似合い過ぎて、2人のシーンがずっと微笑ましくて可愛かった。キャスティングが上手。
トーマシン、喋ってくれないと分からないくらいチョイ役でチョイと残念。
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