映像の綺麗さが印象的だった。
背景にある山と動物たち、特にゴールデンアワー時の映像は神秘的とも思えてしまった。
映画を見終わった後のアハ体験がとてもいい。
逆に言えば、え、何が起きた？っていう終わり方。
同じ映画学部の友人と見終わった後にリサーチを入れて、もう一度重要なシーンを見返すくらいには、？がある。
いい映画は、観た直後にもう一度観たくなる。という持論を持っているのだが、この映画は特に、次観た時には全く違う観方で見れそう。最後に持った？を全部伏線回収したい！早くもう一回観たい。
スコア3.5の理由は、バイブル（聖書）を知らないとちょっとタイトル難しいなと思った。
英語音声字幕で見ていたのもあって、理解するのに少し時間がかかってしまったのが少し惜しい、、というか、バイブルを読んでない人にも配慮をしたいなって感じ。（自分が映像製作者なので、観客の理解度まで配慮してしまう）
あと、全くキリスト教のことが重要なキーポイントでもないのに、なぜ最後にキリスト教の聖書の一節が出てくるの？っていう感じ。アメリカの文化的なことなのか。
プロダクションデザイン（美術）面では、レストランの作り物感が個人的に否めなかった。家と外のセット作りが素晴らしいだけあって、その差が気になってしまった。
メモ：
第94回アカデミー賞（2022年）で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、美術賞、撮影賞、編集賞、音響賞、作曲賞と11部門12ノミネートというノミネート数では最多の作品
