このレビューはネタバレを含みます
原作未読、舞台挨拶ライビュ付きを鑑賞しました。
当方トラジャ担ですが、映画好きとして正直にレビューしていきたいと思います。
ストーリーはあまり期待していなかったで、観終わった後も「まぁこんなもんだよな」という感じでした。
時計台に雷が落ちてタイムリープするのはBTTFのオマージュが感じられて興奮しました(笑)
良かった点は、映像と音楽の美しさです。冒頭の主演2人の登場シーンは、特に光の加減が絶妙で、あの映像だけで満足してしまいました。劇伴、サントラ欲しいレベルで良かったです!後半の誤解が解けていくシーンで流れた曲が、泣かせに来ていました。
福本莉子さんはとにかく顔面が可愛くて何時間でも見ていられるビジュアルでした。声も可愛くて、セリフが聞きやすかったです。彼女の癖のない演技、かなり好きです。これから大物女優になること間違いないですね。
そして松田元太くん。しっかりした演技は今作が初めてとのことですが、正直8割ビジュアルでカバーされていた感じでした。喋る時に体が動いたり大きく頷いたりする癖があるようで、観ていてとても気になりました。インタビューで監督から注意されたと話していたので、自覚はしているのだと思います。これから徐々に直して行って欲しいです。後半の泣きの演技はかなりリアルで上手でした。
ラスト、丘の上で再会した実結と修弥ですが、あの修弥は大怪我から奇跡的に回復した修弥なのでしょうか?それとも、結局亡くなってしまい、実結が望んだ願望だったのでしょうか?
結末がハッキリしない映画は、苦手なんだよなぁ〜。