「北アイルランド人は生まれ持っての旅人さ。だから世界中にパブがあるんだ」
高校時代にケネス・ブラナー監督の『愛と死の間で』を観て映画制作という世界に行きたい！と教えてくれた尊敬するケネス・ブラナー監督の自叙的半生を描いた作品。
初日夕方にワクワクしながら観に行ったら客は二人って…涙🥲
宗教の違いで内戦が起きるベルファストが起点ですが内容は家族と故郷がテーマ。
とにかくストーリーが進むにつれ積み重なっていく故郷への想いと別れに最後は涙が出そうになりました。
特にバディとおじいちゃんの会話がとにかくいい！
「イギリスに行ったらアイルランド訛りをバカにされるかも」
「言葉を理解しようとしない奴が悪いんだ。お前は何も悪くない」
こんな背中をそっと押してくれるおじいちゃんいいなぁ。。
小さな町の大きな娯楽である映画に現実逃避するバディ。今のケネス・ブラナーの原型が垣間見れた気がしました。
のちに『マイティ・ソー』も監督する伏線とかね…笑
本作では『チキ・チキ・バン・バン』がカラー作品で描かれていますが、最初は『サウンド・オブ・ミュージック』も入ってたらしいです。
この映画を観て北アイルランドに行ってみたい気持ちが強まりました‼️
