北アイルランドのベルファスト。1960年代の紛争が、バディの家族中心に描かれる。
北アイルランドで起こった、カトリックと新教派の争い。カトリック教徒の多くいる地域に住むプロテスタントのバディ家族。宗派の争いと、バディの成長、家族の問題が明るく描かれる。
監督のケネス・ブラナーがベルファストの出身との事で、その原体験が描かれているのかなと感じた。
日本ではあまり感じることのない民族、宗教問題(アイヌ民族や沖縄などの問題はあるけど)。
あまりにもタイムリーで、東欧の問題と重ねて観てしまい、胸が痛かった。
大きな盛り上がりはないが、シュールな笑いが散りばめられていて、楽しめた。
どっかの大統領に観してあげたい。
