ロアー

ムーンフォールのロアーのレビュー・感想・評価

ムーンフォール(2021年製作の映画)
3.5
エメリッヒ監督のせいで、これまで何回地球がズタボロになったのかww

とにかく人間の力ではどうにもならないような天災に異常に怯える性質なので、エメリッヒ監督が得意とするこの手の映画が一番苦手です。「デイ・アフター・トゥモロー」なんてトラウマ映画。日常でもふと、急に重力がおかしくなってみんな空に浮かんでいって死んだらどうしようとか考えて不安になってしまう人間だし、月が落ちてくるという設定から「メランコリア」を観た時の気持ちを思い出して、もう先に死にたいとか絶望してしまったし(もはや病んでるのでは?)

でも今作に関しては途中から都市伝説のような超設定になっていたので、そこでスッと心が覚めて怖いのが飛んで行きました。
ご都合展開なストーリーも指摘されているようだけど、予定調和なんてものはエイブラムス監督だって十八番だし、別にそこは気にしません(今さりげなくエイブラムス監督をディスった?)

ストーリーはともかく、映像は間違いなくすごかった。
落書きされたスペースシャトルもイカしてたし、あと、こーゆー映画で活躍する変人オタクってどうにも好きになっちゃう。マイケル・ペーニャが結局はいい人だったことにもほっとしました。

先日観たネトフリの「グレイマン」と言い、近頃は確実に劇場レベルのクオリティの作品を配信で観れることも多くなってきたので、このところ面倒臭くて使ってなかったプロジェクターをもっとちゃんと活用しようと思います。ただ、アマプラだと通常契約で4K UHDに対応してるから、テレビとプロジェクターのどっちで観るべきか悩みます(と言いつつ、今回、寝転びながらノートパソコンで観てました)。
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