あき

世界で一番美しい少年のあきのレビュー・感想・評価

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)
4.0
どこか影のあるオーラと瞳の根底にある幼少期の経験と、そんな少年のその後の人生と心に深く辛い影響を与えることになってしまった一本の映画と偶像的な搾取。
少年期から現在まで一貫して彼には繊細さと死生観が漂う。何かを失い、失い続けて、老いて消えるように現世を生きる。大切な人たちと細やかに。

それでもやはり「ベニスに死す」を美しい映画だと思ってしまう。
あき

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