このレビューはネタバレを含みます
9.11についての話とは知らずに試写で鑑賞。
私が生まれる前の話。あまり詳細を知らずに生きてきた。
この作品では9.11の事後、政府がどういう対応を取ったか、その対応をどのような人が、どの様にして活かしたかが描かれている。
命に値段をつけるのは容易いことではないし、私情ばかり持ち込んでいると破綻しかねない。かといって全て「計算式」だけで金額を出すと、苦しい思いをする人もたくさんいる。対象者になれない人もいる。
最後、2003年のプロジェクト終了後も2度、しかも直近2019年にプロジェクトが再開していたと書いてあった。まだ終わっていないし、「過去のことだから」「生まれる前の話だから」「異国の話だから」と無知でいるのはやめようと思った。