緑

ワース 命の値段の緑のネタバレレビュー・内容・結末

ワース 命の値段(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

9.11時爆テロ被害者からの訴訟を抑えるべく
補償金を分配する特別管理人になった弁護士が
初動を間違って時間が足りなくなるも
途中での覚醒が功を奏して、
最後は大成功という話。
予定調和とは言わないまでも、
まぁそうなる以外ないよねという展開。
実話ベースだから仕方ないのか。

一番驚いたのは特別管理人を
無償で請負ったというところ。
無償=弱者のために粉骨砕身という
イメージがあったのだけど、
そうではなく政府寄りの理詰めで
事を進めようとする人だったことで、
更に驚いた。
最終的には被害者遺族に寄り添っていたが、
機械的に処理しようとした気持ちもわかる。

プログラム反対派のリーダーが
理知的で好感しかない。
修正案をもっとちゃんと知りたかった。

被害に遭ったことで
隠し子が発覚した男性の嫁の
「お嬢さんたちにも同じ補償を」には
胸を打たれた。
緑