二十三歳

ちょっと思い出しただけの二十三歳のネタバレレビュー・内容・結末

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2022/02/11(3作品目)


待ちに待った公開日〜〜!!!
本当は19:10からの回を見る予定だったのに、メガネ探しとる間に電車逃してレイトショーに変更(大馬鹿者)

「予習なしで観に行った方がいい」ってレビューを観た瞬間に、レビュー読むのやめて、予告も観ず、キャスト以外本当に何も知らん状態で観に行ったもんだから、ずっと日付が7月26日なのマジで意味わからんかったけど途中で察した、過去に戻っていってたんだ〜〜〜

始まった瞬間に思ったことは「東京に住みたいなあ」だった、本当に始まった瞬間に思った、東京タワーを初めて近くで見たときに通った道が写っててなんだか涙が出そうになった。あとなんか妙にリアル。どっかの誰かの日常にありそうな感じ。
そしてなんと言ってもコロナ禍の描写が素敵。コロナ禍からだんだんコロナになる前に戻っていくのが良かった。最初は現代から始まるから全員マスクなのに、過去に戻っていくとマスクじゃなくなってて、なんか現代を示唆するというか過去に思いを馳せやすい構造というか、「ああ、マスクしてない時代ってこんなんだったなあ」っていう気持ちになった。
女は忘れるの早いけど、男はそうでもなさそうな感じも超リアルでよかった。「ちょっと思い出しただけ」は女目線のタイトルな気がした、男はちょっとどころでは無さそうだったねえ、、、
主題歌合いすぎてエンドロール鳥肌立ちまくりだった

東京テアトルの作品を観るのは、花束みたいな恋をしたに引き続き2作品目。あれももう1年前なんだなあ。テスト期間中なのに我慢できず観に行ったなあ。あのときわたしの我儘に付き合って一緒に行ってくれた男の子と、映画見終わってシアター出たあとに出会った。というかむこうが気づいて肩叩いてくれた(笑)そんな偶然ある?ってビックリしたし、わたしがメガネ無くしてなかったらこの偶然は起こらんかったと思ったらなんかエモくて笑っちゃう。

池松壮亮くんのゆっくりした喋り方も間のとり方も居心地が良くて本当に好き。
伊藤沙莉ちゃんにはめちゃくちゃ既視感あって、調べたら劇場に出てた青山さんだったのね!劇場も良かったなあ。
あと渋川清彦、やっぱり彼の演技は最高すぎる。タクシーの乗客でちょっとしか出てないけど、それでも彼の演技は刺さる。だいすき。
そして成田凌。言わずもがな最高。軽い役も似合うね、全部好きだけどね。半ズボンずっと履いてて欲しい、成田凌の半ズボン姿だいすきなの。

最高だったな〜〜〜✌️
花束もそうだけど、5年とか6年とかの限られた時間を過ごす人間の話を回想で描く作品だからか、なんか妙にリアルで、そしてハッピーエンドではないと分かっていてもどこか期待してしまう自分が居て、それも含めて最高に好き。

過去一感想長くなってしまった草
おしまい!