「ちょっと思い出しただけ」
このタイトルがスクリーンに映し出されたとき、「せやんなあ〜〜〜〜〜」と思わず口をついて出そうになった。クリープハイプのエンディング曲もマッチして、余韻で溺れそう。ほんとに、ちょっと思い出しただけなんよね、、わかるわかる(首もげ)
見る前は、「見終わったら『花束みたいな映画見た』って言ってやろう」っていう何様な態度でいたんだけど、いやいやこれはこれですごく良い恋愛映画だった。あらすじにもある通り、ある1日だけを1年ずつ遡って描くんだけど、その日に起こる出来事が絶妙で、「ああ！次の日も見たい！この次どうなるのかが見たいのに！」ってじりじりした。良いやきもきを味わいました。
付き合うときに「良いな」と思った性格が、そのまま相手の嫌な面になっていく感じ万国共通すぎて泣ける。葉ちゃんの素直になれず極端な行動に走るとことか、照生の頑なで、それが当然と思ってるとことか、見ていてすごいはがゆいんだけど、人間味あふれてるから嫌いになれない…
2020年ってほんとに「無」だったんだな…
ニューヨークの屋敷めちゃくちゃ良い。
