今週は映画館週間
エモ系雰囲気邦画は、面白かろうと面白くなかろうと兎に角まず観て難癖をつけるのが趣味なので、面白く無くてゲンナリしたときのために水曜サービスデーで観てきた
平日昼間でもそこそこ混んでた 人気
カップルばっかりかと思ったら若い男子ひとりとか女の子2人とか、おじさん1人もいた
肝心の内容は松居大悟の作品で2番目に好きってくらい結構良かった
でも、ジム・ジャームッシュの作品群をオマージュしているけど、それ以外にもいろんな邦画やらなんやらの「観たことあるようなアレ」たちをコラージュした作品って感じがして、
完全オリジナリティってよりはそこらじゅうのおしゃ系作品のコラージュで
でも松居大悟はちゃんと監督なので、きちんと面白く観れる作品を仕上げてた
ゴジゲンの舞台もそうなんだけど、松居大悟の作品って、観てて“楽しい”
面白いとは別軸で、楽しい
屋敷が出てくるだけで笑っちゃうもんな
「来年の誕生日プロポーズしよ」のくだり
リアルすぎて嬉しそうな沙莉ちゃんかわいすぎて観ててマスクの下で笑顔になっちゃった
でも別れ際あっさりすぎね？
ラストシーン、ちょっと長いな〜と数秒退屈してしまい
後ろの席だったので前のお客さんたちの横顔（ななめうしろがお？）を見ていた
大人がたくさん集まって、みんなが食い入るようにスクリーンを見つめているこの静寂が面白いなーって思った
誰も寝てなくて誰も目を逸らしてなくて
きっといい映画なんだなと思いました
楽しかった まる
