ある1日だけで遡る2人の6年間。
そんなキャッチコピーも前知識も入れず見はじめたから、最初30分くらいちゃんと理解できてなかったです。
時計が映るたびに一年戻るのねと、理解してから、一年あれば変わってないようで結構変わってることに驚き、その人生の過程に引き込まれました。ほんの小さなきっかけで、世界は変化しているのですね。
1番印象的だったのは恋人で幸せ絶頂時の水族館のシーン。池松さんも伊藤さんも、もう全然演技に見えない自然さで、今この瞬間にも同じことしてイチャついてるカップルおるやろと微笑ましくなるくらい。もちろん、映画に影響されやすい私は、その後あなたとダンスをしましたね💃はい、この映画のせいです。
出会いがあれば別れがある。
人も、モノも、夢も。
別れて時間が経てば忘れるのでしょう。
でも出会ってた時間が人生で輝いていれば、それは必ず心のどこかには残っていて、何かの拍子に、ちょっと思い出す。
ちょっと思い出しただけ
そうだとしても、きっと蘇る。
それが別れた人との絆だと思う。
そして、人生の最後までともに寄り添うあなたを想う。
たくさんの出会いと別れがある人生で、
最後まで別れまいと誓うあなたを想う。
だから映画はやめられない。
またあの日のことを、思い出させてくれるから。