ちょっと思い出しただけのiwashiのネタバレレビュー・内容・結末

伊藤沙莉と池松壮亮？そりゃ観ますよ

時間が遡っていくタイプの映画は何本か観たことあるけど、この映画はそのスタイルが生きていたと思う。

残酷なようで必然な、よくある結末をハッキリと頭にインプットして2人の別れから出会いまで遡る。

とても幸福で永遠に続くような楽しい時間。壊れるのがわかっているから、それはとてもグロテスクで目を背けたくなる。

細かい作り方もとても上手いと思った。

尾崎世界観はじめ、サブキャラの出し方だったり、髪飾りなどのキーアイテムだったり、2人の性格とそれがもたらすもの。

時間が遡るのに伏線が回収(書いていてもなにか不思議だ)されていくおもしろ体験。

この監督の映画を観たいと思える映画だった。

誕生日で区切りをつけていてメリハリができて観やすい。