クリープハイプの音楽とともに学生時代を過ごした自分には、刺さりまくりでした。。
伊藤沙莉の声が、池松壮亮の目が、たまらなく好きです。このおふたり、相性良すぎる。まずキャスティングに大感謝です。
「ちょっと思い出しただけ。」だから、クライマックスに向けて大きな山場があるわけでもなく、きれいに時系列に並んでいるわけでもない。記憶のピースをひとつひとつ愛でるみたいに回想していく作りも、わたしはすごく気に入りました。
あの時こうしてたら、今頃どうなってたかな、とか。
あの時の私、今思えば幸せだったな、とか。
思い出してもどうしようもないのに、ふと浸っちゃうことってありますよね。
(この2人ほどクリープハイプの曲が似合う思い出は、私にはないけど……笑)
それが人生を重ねてくってことなのかなって思ったり。
こういう「えも」感情になったとき、きっとまた見返したくなるんだろうなと思う、素敵な作品でした。
深夜に真っ暗のお風呂で見ると最高になれるので、アマプラにずっと置いといてほしい………