ちょっと思い出しただけのさきっちょのレビュー・感想・評価

至極の'エモい'を味わえる作品

ちょっと思い出しただけだけど、
でもそのちょっとには沢山の思い出があって日々に染み込んでて忘れられない

別れから出会いに巻き戻る流れで話は進むのに分かりやすい
なんでこんな風になってしまったのかってこともちっさな事の積み重ねな訳で
終わりから始まる分戻れな時間の残酷さを突きつけられる

数年分の同じ日を繰り返す構成だから
余計に楽しい時と辛い時の差が辛い

まさにちょっと思い出す夜にしがみついて、今この現実を生きる朝で溶かして

夢で待ち合わせって言葉かわいい