いわさきとみぞう

私は貝になりたいのいわさきとみぞうのレビュー・感想・評価

私は貝になりたい(2008年製作の映画)
4.0
1959年のフランキー堺版は視聴済み。
今作もほぼ同じストーリーだが、淡々と進む前作に比べ、劇伴は壮大(大袈裟?)に、戦争シーンや署名集めの場面など、物語の世界を広げる演出が追加されていて、単なるリメイクではない現代映画になっているところはよかった。
中居くんの演技も超素敵。
ただ中居くんの顔がカッコ良すぎるので「米兵を刺すこともできない気の弱い一兵卒」に見えないところがちょっとアレ。
所々大仰な演出&音楽があり、「さぁ泣け!ここで泣け!」と強要されている感じで少し鼻についた。
あとEDのミスチルは完全に余韻ぶち壊し。
それ以外は文句をつける必要のない素晴らしい映画だった。

あ、草彅くんが出てきた時は
「この共演は見てるこっちがちょっと恥ずい!」
と思っちゃった。
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