いわさきとみぞうさんの映画レビュー・感想・評価

いわさきとみぞう

いわさきとみぞう

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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

どんな話なのか全く前情報を入れずに観たので、ジャンルすらわからず進むのがなかなかにワクワクした。
ブルースウィリスなので途中までなんとなくシックスセンス的雰囲気バリバリだったが、どちらかというとダーク
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

煮え切らない旦那に若干イライラしながらも、
嫁のサイコパスっぷりが清々しくて良かった。
軽やかなBGMも合ってた。
ただ、面白いかと言われると微妙なのは、
登場人物が全員クソだからでしょうなぁ。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

で?ぶっちゃけどういう事なん?

・・・てのはありますが、それはともかくめちゃ怖。ジャックニコルソンめちゃ怖。
不可解な部分とか説明不足とか多々あるけど、そんなのどうでも良くなるほど不気味MAXなので
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マレヒト(1995年製作の映画)

1.5

天本英世さんの演説に⭐︎1.5。
ただそれだけの実験映像作品。
それっぽい雰囲気がありそうな感じだが、
実際は無味無臭。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

90分間絶望を見せつけられる映画。
感動もなければ教訓もない。ただただ拷問のように視聴者に胸糞を見せ続ける。
観ている間ずっと考えていたことは、「子役の子達に最大限配慮した撮影方法をとっているなぁ」と
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ReLIFE(2017年製作の映画)

3.0

アニメ版が非常に良かったので、実写版も視聴。
実写化に向いているであろう内容なので大はずれはないだろうとは思っていたが、予想よりも良かった。
皆キャラクターに合っていたし、ひしろんがひしろんだった(語
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突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

4.5

生まれる前なのでリアルタイムは知らないが、日本中の注目を集めた一大事件。
形式とメンツが大切な県警と、優秀な警視庁の対立とか、現代の感覚だと「流石に警察もそこまでアホじゃないでしょ」と思うが当時は実際
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劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日(2012年製作の映画)

3.5

綿密な時代考証と正しい文化風俗を表現する事に新しさと面白さがあったTVシリーズの映画化。
残念ながらただの時代劇映画になってました。
POVっぽいのが良かったのに、途中から完全に第三者カメラワークだし
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

スペイン映画なんてあまり観たことなかったけど、なんか良かった。
フランス映画ほどダラダラしてなく、イタリア映画ほどカッコつけてもいない。
想像していた内容と全く違い、登場人物みんな自分勝手でちょっとお
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

都合の良い展開や良い人悪い人がはっきりしてる所など、非常に単純でいわゆる漫画(絵本)的な映画。
最後には皆んな仲間になり、悪役も少し改心するなどいかにもアメリカン。
ご都合主義を許容できるのであれば、
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

もう何回観たか分からないほど観てる名作をまた観る。
改めて演出が唯一無二だなぁとホレボレしてしまう。
2006年のセルフリメイク版も素晴らしい出来だが、やはりこの若い金田一が愛憎渦巻く犬神一族の闇を暴
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

なんか凄い映画を観た。
まぁありがちな「警察が無能で犯人やり放題系」なのだが、香川照之パワーで「そういう事もあるかも〜」と思わないこともない。
6年前の失踪事件がギミックとしてあまり機能してない気がす
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凶悪(2013年製作の映画)

3.5

実話が元になっているとか世の中にはマジもんのクソ人間がいる事が分かる映画。
主人公の「お前は生きている喜びなんて感じるな!」の叫びに深くうなづいた。
リリーフランキーのサイコパスっぷりが見事。
邦画で
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.0

何が起こっているのか、現実なのか妄想なのか、ホラーなのかサスペンスなのか分からないまま3/4が過ぎ、
最後でなるほどこういうジャンルの映画だったのか!と分かる。
さすがクローネンバーグ、気持ち悪さと後
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カンフーリーグ(2018年製作の映画)

2.0

展開がメチャクチャ早いので飽きはしないが、ストーリーもギャグもメチャクチャなのでくだらなさが凄い。
コメディだからくだらなくてもいいんだが、ニヤリともできなかった。
CGはワザとらしさ全開の派手派手で
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

2.0

自由な孤独か強制的な仲間か。

ホラーも中途半端、サスペンスも中途半端、ストーリーも中途半端なので感情移入度も中途半端だった。
前半は洗脳風景が続くが、説得力が無さすぎて「?」がたくさん。
なんやかん
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

とても1時間半とは思えないほど内容ぎっしりの勘違いホラーコメディ。
大学生一人だけいわゆるイキリマンなのだが、最後にちゃんと理由が判明するあたり、ただのドタバタコメディとは一味違う。

しかし、タッカ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

前半はなかなかの怖怖ホラーで、久しぶりにゾクゾクした。
途中で仕掛けがなんとなく分かってしまったが、ちゃんと納得できるし伏線回収も気持ちいい。
最近観たホラーの中ではダントツお勧め作品でした。
妹ちゃ
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TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

3.5

題名からしてもCUBEのパクリ系だと思うじゃん?
それがなんかもう予想と全然違うオチへと進んでいく。
ぱっと見俺得ワンシチュエーションホラーだし途中まで想像通りに進んでいくが、
怪我治してくれるヤツが
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

やっぱり子供に見えませんよね、エスターさん。
役者さんが成長してしまったので違和感バリバリだがそこをあえて無視しても、うーん。
エスターよりママのイカれっぷりが目立っちゃって、エスターの怖さが感じられ
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劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

1.0

素人が作ったファンアニメレベル。
何をやりたいのかさっぱりわからない上に圧倒的に才能とセンスも無い。
全てがどこかで見たようなストーリーと、どうしようもないクソダサ台詞群。

最初の3分のワクワクを返
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

2.0

芸術的映像作品かと思いきや、何気にストーリーはしっかりしている。
猿の惑星のようないわゆる立場逆転物(というジャンルがあるか知らないが)。
宇宙人文明の描き方は面白いし、ちゃんと山場もあるし、オチも風
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楽園(2019年製作の映画)

3.5

素直な感想は「奇妙」。
面白いとか面白く無いとかそういう事じゃ無い映画。
サスペンスや推理物かと思う導入から、鬱ドラマとなったり、人怖になったり、純文学的な印象になったりするなどとりとめが無い。
いろ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

庵野秀明✖️仮面ライダーというだけで、観ないでも4.5以上確定!😆😆😆

と思っていた頃に戻りたい。
確かにつまらなくはない。ルリ子のキャラクターも良い。映像は相変わらず斬新で面白いし、全体に流れる暗
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

3.0

壮大なシュールコメディであり、緊迫感とかハラハラ感は無い。
でも「犯人役の気持ちなんか分かるわぁ〜😌」とほっこりニヤニヤしてしまう。
警察側がいかにも昭和コメディテイストなのでくだらなさがあるが笑える
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

山田杏奈の美しさよ。
胸くそからのスッキリを経ての胸くそという夢も希望もない物語だし、「んなわきゃない」の連続で現実感が無かったりもするが、山田杏奈の美しさによって(視聴者的にも物語的にも)全て納得で
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

まさに圧巻。
3部作ぶっ通しで観ると9時間半くらいあるが、ぶっちゃけぶっ通しで観られる。
9時間耐えられる膀胱が欲しい。
感想は山ほどあるが、とにかく全人類が見るべき作品。
まぁ一言だけ言わせてもらう
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.5

物語に厚みを持たせるエピソード。
とにかくガンダルフの無敵感とサムの有能感が際立つ。
色々なサブストーリーのオムニバスという印象があるので合わない人もいるかもしれないが、後半の大戦争のダイナミックさは
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

5.0

無理やり文句をつける気になればつけられますよ。話が駆け足すぎるとか、間抜けが足引っ張るのがお約束すぎるとか、CGが(今見たら)ショボいとかストーリーが思ったより単純とか。
でも、圧倒的世界観と圧倒的風
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.5

クレイジーイケメンvsクレイジーイケオジを堪能できる、分かるようでよく分からないクレイジー古典映画。
皆の考察をまだ読んでないので完全に僕の妄想ですが、多重人格のお話ではないかと思った。
1件目のダイ
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

4.0

テレビスペシャルの幼稚(子供向け)な演出に辟易し、深夜版やpart5.6にこれじゃない感を感じていた自分にとって、この映画は非常にルパンだった。
カリ城オマージュ的な部分が多少鼻につくものの、全体的な
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星の子(2020年製作の映画)

2.0

親の頭の出来って子供にとってとても重要ですよね。という映画。
愛菜ちゃんの自然な演技によって最後まで観られるが結末らしい結末が無いので、もやもやとした感情で終わってしまった。
先生が性格悪い人っぽく描
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オーディション(2000年製作の映画)

2.0

面白い•••のか?これ。
前半の昭和ホームドラマから一変、後半のグロはキモいというより痛い。
現実と幻想入り混じる構成はあまり必要性を感じなく、ただ訳が分からないだけ。
麻美役の女優さんの顔が好みなの
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咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A(2017年製作の映画)

3.5

前作に引き続きTHE超能力麻雀。
原作漫画かアニメ版を見てないと、テンポが早すぎて何が何だかわからないと思うし、登場人物も山程いるので更にわけがわからん。最低でも前日譚のドラマは予習しておかなければな
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

相変わらず、真相が明かされた時の衝撃度がピカイチのシャマラン作品。
老夫婦の「正気なのか異常なのか分からない演技」が視聴者を追い詰める。
ただ、彼の作品にしては怖がらせ方が古典的。
ビックリ系だったり
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プロジェクト・イーグル(1991年製作の映画)

4.0

みんなが思う「ジャッキー映画ってこうだよね!」が体現されている1本。
シンプルなストーリー、コメディアクション、ヒロインも普通に痛い目にあう、少しのお色気、憎めない敵、ピンチからの大脱出、エンディング
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