いわさきとみぞうさんの映画レビュー・感想・評価

いわさきとみぞう

いわさきとみぞう

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プランゼット(2010年製作の映画)

1.0

どこかで見たような設定と、どこかで聞いたようなセリフ。
マブラヴの戦術機のパクリっぽいロボットや人物の顔のキモさ。
感情移入以前のキャラ設定の薄さ、地球規模の作戦なのに登場人物がたった6人というチープ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

笑っているけどずっと泣いているように見える演技が凄すぎる。
ストーリーは非常にシンプルで、アーサーが狂気に落ちていく様を見るというただそれだけ。
ただそれだけなのに2時間食い入るように観てしまった。
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劇場版 オーバーロード 聖王国編(2024年製作の映画)

4.5

オーバーロードは複雑な背景があることが多いので、一回では理解できないかなと思っていたが、比較的単純なストーリーだったので大丈夫だった。
ただ内容は3期と4期の間の話だということは理解しておかなければな
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.0

え、めっちゃ面白いじゃん。
「2の正式な続編」と豪語している作品だったので正直ハードル下げまくってw視聴したのだが、予想を超える面白さだった。
ストーリーとしてはシンプルなので、もう単純にリンダハミル
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

後半の過去が解明されていく様はのめり込んで見てしまう。
しかし、有能に描いたら物語が終わってしまうとはいえ警察が無能すぎるのはほんと冷める。
だが一癖も二癖もあるこのストーリー、ハマる人にはハマるはず
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リベリオン(2002年製作の映画)

4.0

ディストピア物のお手本のようなSF。
ツッコミどころがあるとはいえ、葛藤や騙し合いなど結構凝ったストーリー展開になっていて飽きさせない。
ただ戦闘シーン以外は淡々と進むのでいまいち盛り上がりに欠けるの
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刑事物語(1982年製作の映画)

3.0

普通に刑事物としても面白いし、もちろん人情物としても面白い。
ゲスト出演の西田敏行や高倉健で笑えるし、なんといっても武田鉄矢の朴訥で冴えない感じが最高。

・・・だが、よ。

最後が胸糞すぎるのよね。
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.0

うーんこれは・・・・・

わからん!

「大好きクリスチャン・ベイルが殺人鬼をやるとはなんという俺得!」と思っていたが、想像以上に不可解な作品だった。
サスペンスなのかホラーなのかヒューマンドラマなの
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シグナル100(2020年製作の映画)

2.0

海賊版バトロワ+ジェネリック悪の教典in KANNA HASHIMOTO with イケメンズ。
謎解きサスペンスっぽく作っているが謎解きにはなっていない。
恋愛要素もあるがフレーバーのみ。
友情要素
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.5

ヤバい。凄い。
不可思議でキモくてユーモアがあって不気味で怖くてドキドキハラハラするてんこ盛りのエンターテイメント作品。
そしてコマ撮りアニメーション@超技術。
キモいキャラクター達が途中から可愛くか
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.5

あの神アニメを破綻なく2時間に収めた手腕はすごい。
ただこのENDはどうなのか。原作未読なのだが、まさか原作がこうとか?
アニメ版ENDも賛否ありそうだったが、あの方が犯人の心がしっかり描写されてて良
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.0

こっわ。
ママこっわ。

大方想像通りの真相で、想像通りの展開をする映画。
だからといってつまらない訳ではない。
たまに聞く◯◯症候群の類だが、更に2つくらい怖い要素が乗っかってる。
ぶっちゃけそこま
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

4.0

三島由紀夫の喋り方や立ち居振る舞いの再現が神がかっている。
そういえば自決したのは知っていたけど、理由や演説の内容まではちゃんと知らなかった。
同監督の「実録連合赤軍」が左翼から見た日本だとすると、こ
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.0

「突入せよ!浅間山荘事件」と対を成すと言ってもいい作品。
「突入〜」が警察目線で描かれているのに対し、こちらは連合赤軍目線で描かれる。
両方観れば、より深くこの事件を知ることができるだろう。
映画とし
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

終盤の警察の言葉が非常にチープにきこえる。
この映画は恐らくそれが一番の目的だったのではと思えた。
子役の演技の上手さも相まって、互助家族生活が非常に充実したものに見えたのは、完全に監督の術中であろう
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天地創造(1966年製作の映画)

4.0

僕はキリスト教徒でもユダヤ教徒でも無いですが、ほんとこの映画はヤバすぎる。
誰しもがなんとなく聞いたことがあるであろう「アダムとイブ」とか「ノアの方舟」などを、
1966年の作品とは思えないほどのどえ
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拷問男(2012年製作の映画)

3.5

「拷問男」というタイトルを付けたヤツは拷問されていいレベル。
このタイトルだと、拷問好きなサイコパスがヒャッハーする映画っぽいが、
実際は愛する娘を殺された男の復讐劇であり、現実の強姦や殺人の刑罰に対
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

面白い・つまらないでいえば、面白かったですよ。
設定→面白い、CG→カッコイイ、バトル→熱い。久しく忘れていた近未来SFのワクワク感。
ぶっちゃけ不満なんか無いはずなのに点数が低いのは、
アリータのビ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ちょっと荒唐無稽すぎない?

VFXはさすが賞をとっただけのことはある圧巻のでき。
ただ主人公の性格の悪さと演技の下手さ(わざとらしさ)がひどくて終始「なんかヤダ」感。
日本映画特有の登場人物の間抜け
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

どんな話なのか全く前情報を入れずに観たので、ジャンルすらわからず進むのがなかなかにワクワクした。
ブルースウィリスなので途中までなんとなくシックスセンス的雰囲気バリバリだったが、どちらかというとダーク
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

煮え切らない旦那に若干イライラしながらも、
嫁のサイコパスっぷりが清々しくて良かった。
軽やかなBGMも合ってた。
ただ、面白いかと言われると微妙なのは、
登場人物が全員クソだからでしょうなぁ。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

で?ぶっちゃけどういう事なん?

・・・てのはありますが、それはともかくめちゃ怖。ジャックニコルソンめちゃ怖。
不可解な部分とか説明不足とか多々あるけど、そんなのどうでも良くなるほど不気味MAXなので
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マレヒト(1995年製作の映画)

1.5

天本英世さんの演説に⭐︎1.5。
ただそれだけの実験映像作品。
それっぽい雰囲気がありそうな感じだが、
実際は無味無臭。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

90分間絶望を見せつけられる映画。
感動もなければ教訓もない。ただただ拷問のように視聴者に胸糞を見せ続ける。
観ている間ずっと考えていたことは、「子役の子達に最大限配慮した撮影方法をとっているなぁ」と
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ReLIFE(2017年製作の映画)

3.0

アニメ版が非常に良かったので、実写版も視聴。
実写化に向いているであろう内容なので大はずれはないだろうとは思っていたが、予想よりも良かった。
皆キャラクターに合っていたし、ひしろんがひしろんだった(語
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突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

4.5

生まれる前なのでリアルタイムは知らないが、日本中の注目を集めた一大事件。
形式とメンツが大切な県警と、優秀な警視庁の対立とか、現代の感覚だと「流石に警察もそこまでアホじゃないでしょ」と思うが当時は実際
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劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日(2012年製作の映画)

3.5

綿密な時代考証と正しい文化風俗を表現する事に新しさと面白さがあったTVシリーズの映画化。
残念ながらただの時代劇映画になってました。
POVっぽいのが良かったのに、途中から完全に第三者カメラワークだし
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

スペイン映画なんてあまり観たことなかったけど、なんか良かった。
フランス映画ほどダラダラしてなく、イタリア映画ほどカッコつけてもいない。
想像していた内容と全く違い、登場人物みんな自分勝手でちょっとお
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

都合の良い展開や良い人悪い人がはっきりしてる所など、非常に単純でいわゆる漫画(絵本)的な映画。
最後には皆んな仲間になり、悪役も少し改心するなどいかにもアメリカン。
ご都合主義を許容できるのであれば、
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

5.0

もう何回観たか分からないほど観てる名作をまた観る。
改めて演出が唯一無二だなぁとホレボレしてしまう。
2006年のセルフリメイク版も素晴らしい出来だが、やはりこの若い金田一が愛憎渦巻く犬神一族の闇を暴
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

2.5

なんか凄い映画を観た。
まぁありがちな「警察が無能で犯人やり放題系」なのだが、香川照之パワーで「そういう事もあるかも〜」と思わないこともない。
6年前の失踪事件がギミックとしてあまり機能してない気がす
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凶悪(2013年製作の映画)

3.5

実話が元になっているとか世の中にはマジもんのクソ人間がいる事が分かる映画。
主人公の「お前は生きている喜びなんて感じるな!」の叫びに深くうなづいた。
リリーフランキーのサイコパスっぷりが見事。
邦画で
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.0

何が起こっているのか、現実なのか妄想なのか、ホラーなのかサスペンスなのか分からないまま3/4が過ぎ、
最後でなるほどこういうジャンルの映画だったのか!と分かる。
さすがクローネンバーグ、気持ち悪さと後
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カンフーリーグ(2018年製作の映画)

2.0

展開がメチャクチャ早いので飽きはしないが、ストーリーもギャグもメチャクチャなのでくだらなさが凄い。
コメディだからくだらなくてもいいんだが、ニヤリともできなかった。
CGはワザとらしさ全開の派手派手で
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

2.0

自由な孤独か強制的な仲間か。

ホラーも中途半端、サスペンスも中途半端、ストーリーも中途半端なので感情移入度も中途半端だった。
前半は洗脳風景が続くが、説得力が無さすぎて「?」がたくさん。
なんやかん
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

とても1時間半とは思えないほど内容ぎっしりの勘違いホラーコメディ。
大学生一人だけいわゆるイキリマンなのだが、最後にちゃんと理由が判明するあたり、ただのドタバタコメディとは一味違う。

しかし、タッカ
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