おけい

スプリングフィールド銃のおけいのレビュー・感想・評価

スプリングフィールド銃(1952年製作の映画)
3.6
何気に期待せずに観たんだけど、なかなか面白かった!

南北戦争末期を描いた西部劇。

北軍は決戦に備えて多くの軍馬の購入、輸送を行なっていたが、いつも南軍の奇襲に遭っていた。主人公カーニー少佐(ゲイリークーパー)率いる馬群も運搬途中、襲撃を受け馬を捨て退却を命じたカーニーは、それがもとで軍籍を剥奪される。

南軍に情報を流している裏切り者が居ると睨んだカーニーは軍馬を供給する業者の仲間に加わり、行動を共にする。


以下ネタバレ注意⚠️


ただのよくある西部劇と思いきや、めちゃくちゃスパイ映画でびっくり。

最初の軍籍剥奪から、全ては裏切り者を炙り出す為の諜報活動で、敵だと思ってた部下も仲間だと知った時はさすがにやられた!

自分の名誉を捨てても、汚名をきせられたまま家族に誤解されても、仕事を貫き通すゲーリークーパーがカッコいい。
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