ダーク魔カスコス

ジュラシック S.W.A.T 対恐竜特殊部隊のダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ジュラシックS.W.A.T対恐竜特殊部隊
〜三畳紀のデカいクソ〜

ジュラシックパーク愛に溢れ、キャラクターにも好感が持て、意外と面白かった映画「ヴェロキラプトル」。同じ監督による恐竜映画なので「明らかにクソ映画やけど、もしかしたらワンチャンあるで!」と希望を持って鑑賞。結果、愛もキャラも何もない、単なるクソ映画でした。これはとてもオススメできません😅


原題を見ると、ジュラ紀ではなく三畳紀なのが分かりますね。ジュラシックじゃなくてトライアシック。そんな単語初めて知ったわ。

そしてどうやら他のクソ映画の続編らしいです。「ジュラシックユニバース・ダークキングダム」の続編。しかし「ジュラシックユニバース」の続編ではない(笑)分かりにく!

劇中で過去を振り返るシーンを何度も登場させ、雑に前作を切り貼りすることで尺を稼いでいます。こういう不誠実なところからしてダメですね。


出てくる恐竜は2体のアロサウルス。ジャケ写のようにかっこよくはないし、小さいし、何体も出てきません。安定のジャケ詐欺です。アロサウルスってティラノサウルスくらいのイメージだったのに、あんなもんなんですかね。もちろんSWATもいません。

恐竜相手にアサルトライフルで攻撃しても弾をはじくので何の効果もありません。と思ったら、素手やナタでの攻撃が効いたりします。無茶苦茶です。アロサウルスは突っ立ってるだけであんまり攻めてきません。つまりバトルシーンがまったく面白くなく、真面目に見る気がうせます。

何もいいところがない映画でした。かと言って怒りが湧くほどテキトーな作りでもない、普通のゴミでした😃


⚠️以下ネタバレです⚠️


各キャラクターには傭兵や悪役などのテンプレ要素を持たせているだけで、まったく人物に深みがなかったですね。全員モブキャラレベルのバックボーンしかないで。

唯一、過去に何かあったような2人がいましたが、さっさと片方が死ぬので何の意味もありませんでしたね。何のつもりやねん。

キャラ造形って大事ですね😃


🎬脳に爆弾
恐竜を無力化するなら、ミッションインポッシブル3くらいの爆発規模でいいはずですよね。それがなぜ硝酸アンモニウムの誘爆を心配する話になっているのか。バカなの?


🎬オークション
ただの銃撃で死ぬ恐竜に、7億ドルもの値がつきますかね。1億ドルくらいの戦闘機を買った方が絶対ええやろ。

つーか、量産体制もととのってない実験段階のものを売るなよ。バカなの?


🎬ドローン攻撃
恐竜が死んだら引き返して本社を爆撃するってどういうこと?超ハイリスク、ノーリターンで笑うわ。バカなの?


本作を見て唯一よかったことは、レバノンの爆発事故の悲劇を思い出して、原因を調べなおしたことです。硝酸アンモニウムをテキトーに置いてちゃいけません。