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叫びとささやきのmikuのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
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叫びもささやきもかくして沈黙に帰した。赤の映画。鮮血のような、子宮のような赤。血を顔に塗りたくったあの恍惚とした表情は、あまりの恐ろしさにご勘弁願いたいね。誰も彼も愛を求めているのに、それはどれも歪んでしまっていて。ものすごく気持ち悪いのに美しかった。まるで聞き取れないあのささやき声は劇場で見なければ気が付かなかったかもしれない。叫び声は辛い。
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