とっても久しぶりのベルイマン♪
真紅の壁と白いドレス。
愛と苦しみ。
女たち。
顔のドアップ。
女たちの立ち位置。
場面転換時の赤と囁き声。
なんとも独特な空気が流れる。
ギスギスしているわけではないけれど、不思議な距離感の女たちの物語でした。
レイチェルさんオススメ有難うございます☆
大病を患うアングネス。
姉カーリン、妹マリーア、使用人アンナが看病していた。
が、ある日アングネスが亡くなる。
そして遺された者たちは各々に思いを馳せるのだが……
触れられるのが嫌、人生を嫌悪し冷淡に生きる姉
いつまでも子どものまま、好きなモノに一直線な妹
子どもを亡くし、今はアングネスと使用人以上の関係にあるアンナ
そして、苦痛に悶えながらも、生きて感じた全てに感謝し愛を得たとするアングネス
そんな女4人の回想と現在を行き来する。
とっても献身的に看病してると思ったのに、後半の"あの事件"以降やはり色々と露呈。
あと姉のガラス事件はかなりホラー(笑)
女系家系独特の雰囲気があったなぁ~
出てくる男性みんな色んな方向におかしいのは何でなのだろうw?
あ、この家系の女性と結婚したからか??
真紅の壁と時計の音が暫く脳裏にこびりつく、そんな作品。