とちこ

叫びとささやきのとちこのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
3.0
相反する2つの境界(生と死や夢と現実)が曖昧になると、人はおのれの正気を保つことがてぎなくなり叫ぶ。そして、人物の顔をクロースアップで凝視させられることにより、人物たちの同一性も崩壊していく。これは『ペルソナ』でも用いられていたテーマだが、この作品でそれがより洗練されているように感じた。
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