吉田

ホーンテッドマンションの吉田のネタバレレビュー・内容・結末

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

どうしてこうなった……

とにかく話のテンポがあまり良くないー!どうしてこうなっちゃったんだろ?編集?脚本?
子供向けなんだろうからドッキリ・恐怖感を期待した自分がだめだったのかもしれないけど…。
ディズニーは大人も子供も楽しめるものだと思っているからあまりにエグいシーンや説明は出てこないのは仕方ないにしても、ホーンテッドマンションファンの人なら多分知っていると思う(ファンの創作と言われているけど)アトラクション内で途中で出てくる花嫁がトランクの中に詰められた話とかの『おどろおどろしいんだけどとても魅力的で、あちこちにそんな逸話が散りばめられている』部分をもっともっと掘り下げてもらえるのかなーと思ってたら、あまり深く掘り下げられなくて現代シーンが多めで残念だった。
子供の時から孤独で…から始まるモノローグのシーンの演出は良かったと思ったので、現代シーンよりもそういう感じで進めてほしかったなぁ…

夜の場面(幽霊が出る)→昼(その対策を考える)というターンの繰り返しのような構成なのでよく言えば緩急がものすごくついている、で悪く言えばぶつ切りだと思う。ドッキリと対策のシーンの繰り返し以外にも真剣なシーンに突然コメディ要素が入ってきたりしてなんかどういう感じで見ていいのか終始わからなかった。これは何?25分遅刻して見始めた私が悪いの?
「それはお前が悪いよ」という声が聞こえてきそうだけど、題材が良く、アトラクションのファンとしては期待してた分とてもガッカリした。
最後の方の霊媒師のシーンとかも。
なんかディズニーが片手間で作ったキョンシーの映画見てるみたい。

あとこういう事言うと差別主義者と言われそうだけど、特定の人種の俳優の人ばかり起用しないでもいいんじゃないかな?と思ったりする。今まで白人ばかりだった歴史が長すぎるのだろうけど。
※って思ってたら、前回映画化した時と同じように配役しただけだった。なんかすいません。

良かったところは、吹き替え版だとマダムレオタの声が小林幸子なんだけど、マダムレオタと顔が似てるので違和感がなかった。悪霊軍団にアジア人女性が居たけどその役も小林幸子がやればよかったのに。
吉田

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