母親を失くした少年TJが出会ったのは、超破天荒男ヘッシャー。いきなり家に上がり込んで生活するし、事件は起こすし、やることがめちゃくちゃ。
口は悪いし、下品だし、乱暴。
けれど、TJに対して怒ったり(注意したり)、冗談言ったり(からかったり)、いじめっ子と対峙したりするのはいつもヘッシャー。おばあちゃんに対して、気遣ってくれるのもヘッシャーだけ。母親を失ったショックで、父もTJも鬱々としていた。
ヘッシャーってとても不器用で乱暴モノの天使のような存在だなって思った。下品要素あるけど、おとぎ話のような話だった。
(ヘッシャー役がジョセフ・ゴードン=レヴィットで、イカれてるけど実は優しくてまっすぐ、みたいなニュアンスがしっかりと出てるのがとてもよい)
ヘッシャーとおばあちゃんが水タバコ吸うシーンが好き。
「今あるものに気付け、そしてそれを大切にしろ」