RuiAuden

アウシュヴィッツの生還者のRuiAudenのレビュー・感想・評価

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)
3.5
演技派ベン・フォスターがデ・ニーロアプローチばりの体重増減によって、アウシュビッツを生き延びたボクサーを熱演(実際に『レイジング・ブル』のオマージュを思わせるシーンもある)。収容所の壮絶な記憶に苛まれてPTSDに苦しむ主人公が、やがて未来へと前進してゆくまでを職人監督バリー・レヴィンソンが手堅い演出力で描写している。
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