とにかくリアルを追求した映画。てかこんな繊細に男と女の会話作れるのか。感情的になりがちな女性、あるいみ正論だけどちょっと曲がった理性的な男性を映画で表現できるのほんとすごい。テーマは違えど世の中の大半のカップルがこういう喧嘩してる気がする。
でもさ、客観的に見ると論理破綻してるし女ってめんどくさいね。それでも理解してほしいよね（笑）年齢層もう少し高めにしてもいいのに、と思ったけど、こういう喧嘩するのは大学生が1番リアルかも。女はちゃんとこれから成長するよ。（笑）そして男はどんどん鈍感になっていくのだろうか。。
ところで今回のケンカに関しては両方とも分からないでもないが、お互い不器用だよ。こういうどっちが悪いでもないけどちょっとしたズレが積み重なって別れという選択肢が訪れるんだろうなあ。今回の男を「くず」と呼んでしまうのはなんか違うなあ。そう思えない私は女ではないのだろうか。。まだ言い合えているうちはいいかもね。恋愛って面倒臭い（笑）
いい意味でかなりリアルで面白かった。悪い意味でどっぷり疲労した。
年齢層上げたこの監督の作品も是非見てみたいなあ〜。演劇の監督出身だからカットとかカメラワークとかもちろん会話劇とか、かなり新鮮だった。なんの目印もなく時系列があちこち行くけど、（気づかなかったけどアスペクト比変わってたらしい）ちゃんと追えるし今と昔のコントラスト、最後は交わってああこういうことね、となるのすごい。このタイプ好き。これから楽しみ。
最後泣かないのかなあと思ったけどこの作品が『（not）HEROINE movies』ということを知ってなんだか腑に落ちた。
あ、予告編は、完全に男側に悪意笑
それと、タイトルは「わたし達は、こども」のほうがよかったな（笑）
