黎豚教授

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島の黎豚教授のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

非常に今の安彦絵を良くも悪くも再現されていた。
安彦絵はアニメにすると映えると昔から感じていたのだが、今のデジタル絵には不向きなように感じる。F91の時が安彦絵とアニメの最盛期だったように感じる。

旧キャストは全く衰えなく、頭が下がる。代役新キャストもスレッガーが玄田哲章と井上真樹夫の間くらいでなかなか良かった。代役新キャストは数名無個性がいるものの、概ね許容範囲。
ただ、新キャラのサザンクロス隊の面々の無個性さったらなく、誰がしゃべってるのかさっぱり分からず残念であった。割と有名声優使ってるのに勿体ない。
Wikipediaに載っていないが、アムロの母であるカマリア•レイは今回もしかして榊原良子さんかな?違ってたとしてもピッタリな配役で素敵だった。

originアニメ化の際にモビルスーツがCGになったことに憤慨したが、さすが技術の進歩と使い分けが素晴らしく、違和感なく鑑賞できた。というか、CGだからこその迫力があった。(しかし、カマリア、テム、シャアが登場したアムロの夢の中のモビルスーツは手描きであり、やはり手描きの方が断然味がある)以前は爆発の煙や動物(馬車のウマ)までCGで描かれており非常に不快だったが、本作では爆発の煙は手書きで描かれており非常に見応えがあった。

大事なこと書き忘れてた、予告の時から感じてたんだが、ドアン役の武内駿輔の声が菅原正志(YAWARAの花園くん)過ぎないか!?武内という声優はオラフでピエール瀧声出すし、器用そうだからどんどんいろんな声を探究して欲しい。いつか野沢那智そっくりの声と演技してくれないかな。
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