ジェフリーハラダ

君を愛したひとりの僕へのジェフリーハラダのレビュー・感想・評価

君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)
3.7
タイトルやヴィジュアルから王道の青春ラブストーリーかと思いきや、並行世界やその理論的バックボーンとなる虚質科学の長台詞などあり、見ごたえのあるSFだった。
こちらを先に見てから、『僕が愛したすべての君へ』を見て納得したが、並行世界と考えると逆の順番でも良かったのか。『僕が愛した…』は、理化学研究所を思わせるような研究機関を舞台にした研究者の物語で、これはこれでなかなかニッチな設定かと思う。