このレビューはネタバレを含みます
君愛の次に僕愛の順に観ました。
長い物語が好きなので、どストライクです。長い物語には製作者の思いがいたるところに散りばめられています。
「君が愛したひとりの僕へ」における「君」は、栞のことなのでしょう。パラレルシフト中に事故にあって幽霊になってしまった栞のために、一生を懸ける僕=暦の物語でした
「僕が愛したすべての君へ」における「君」とは、和音のことなのでしょう。すべての君とは、この世界で結婚した和音だけでなく、子供を亡くした和音やお揃いのアクアマリンの指輪を着けてる和音、栞との約束の日を教えてくれた和音。パラレルワールドのすべての和音を暦は愛したのでしょう。
キャラクターが若者向けではあるが、ストーリー自体は、年配者の方が共感できるかもしれない。意味不明の用語が飛び交うものの😅
オッペンハイマーの次に観たので、数式や泡のイメージなど共通していて、ある意味面白く感じました😋