監督のベニー・チャンさんは、現代の都市が舞台のハードボイルドアクションで格好よい映画(過去作 /コネクテッド、インビジブルターゲット等)を撮る方として次作を期待して待っておりましたが、まだまだお若い(生まれは僕と同じ年ですね。)のに亡くなられたとは残念です。
これが遺作ならば、期待に応えるハードなアクションにまいりました。
だけでなく、途中に入る裁判の法廷劇の動きより顔の表情で見せるトコロも上手く、話に厚みを感じました。
ニコラス・ツェーの闇堕ちが過ぎる。
とか、思ったりもするけれど、見てる側が刺激を求めちゃってるもんなぁ・・・
カロリーは高かった一本でした。
今年(2021年)はドニーさん(燃えよデブゴン / これはイマイチでしたが〜)に始まり、ドニーさんで見事に締めることができたようです。
あと、クライマックスの教会のステンドグラス前のタイマンは、あれは〝カウボーイビバップ〟だったよね!
Netflixのはコスプレ・ファンムービーだったから、こちらの方がスピリットはホンモノだと思います。