ドニーに救助されたあの少年に、俺はなりたい！
…『ジョン・ウィック：コンセクエンス』でドニーにガン惚れしましたが、本作の少年救助シーンでさらにさらに惚れた！！この1シーンだけでご飯3杯ぐらいいけます。
ニコラス・ツェーもカッコよかったのですが、どうもこのンゴウというキャラクターにはまったく感情移入することができず、最後までいろいろ引っ掛かるよく分からない人物でした。
あらすじは警察上層部の闇に翻弄された哀しき元警官・ンゴウの復讐劇……とはいうものの、ンゴウとその仲間たちの自業自得感があるのも否めないし、いくらなんでもダークサイドに堕ちすぎ。。
ついこの間まで市民を護っていた警官がすぐこんな冷酷なギャング団に変わっちゃうもんですかね。心までも。いくらなんでも市民を平気で危険に巻き込みすぎだし、ンゴウに関しては仲間想いなのかそうでないのかよう分からん。終盤で仲間と死に別れるところで感動的なムードになってましたが、いやいや中盤お前に殺された仲間のアイツはどうなんのよ！
あと脈拍爆弾なんて凶悪な兵器をいったいどのように手に入れ、どういうつもりであんな使い方を。。しかもその爆弾騒ぎにおいてはンゴウたちはリモートで遠く離れた安全圏から高みの見物という……ひたすら凶悪でワガママで暴慢で卑怯な印象がついてしまいました。
(ドニーよ！こんなヤツ、ギッタギタのボッコボコにしておやんなさい！)
ストーリーは正直あまりノレませんでしたが、アクションは申し分ないしカーアクションも凄い頑張ってた。何より、最初に書いたドニーの少年救助のシーンのおかげで好きな映画になりました。
