[]　70点

ビーンズはモホーク族の血を引いていて、先祖代々の土地に暮らしている。しかし、埋葬地をゴルフ場にするという裁判所の決定に対して大規模な抗議が始まり、橋をバリケードで封鎖した分断がビーンズの前に横たわる。やるせない感情の矛先は、以前から抱いていた年上のイケてる集団に対する憧れと恐怖と呼応し、彼らの水準に届くよう背伸びした延長線上に差別意識が乗っかってくる感じが非常にグロテスクかつリアルだった。大人たちの暴力、年上イケイケ集団の強い言葉など、周りの人々の仕草をぐんぐん吸収して成長していくのが子供なので、教育って大変なんだなと。去年末からずっと観たいと思っていただけに、少々期待しすぎた感あり。

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石を投げられるシーン苦しいね

カナダでこんな史実があったとは知りませんでした。モホーク族の女の子が主人公です。1990年に起こったオカの戦いを背景した映画です。
差別された人は別の誰かに差別をするという皮肉が描かれていました。