NFLの殿堂入りも果たしている名QBのカート・ワーナーの伝記。
伝記とはいえかなり初期の頃の方しか描写されない。
スーパーボウルに出たり、MVPを獲得したころの全盛期は最後だけで、主に選手になりうるまでが時間を費やされる。
クビになったことだったり、ドラフト入団までにもかなりの遠回り。
ワーナーは遅咲きであるが、それが逆にドラマチックなアメフト人生へと繋がっていく。
演じるのがシャザムでお馴染みのザッカリー・リーヴァイ。
コメディ顔でしかないが、それがドラマには普通に映えるのだから得である。
それよりも妻役のアンナ・パキンが大分老けた感じの奥さん役であり、時代の流れを感じた。