「ヨーロッパで最も危険な男」と呼ばれた
オットー・スコルツェニーを、このドキュメンタリー映画を観るまで、存在すら知らなかった。
身長192cm、体重90kg。
それだけでも怖いのに……。
オットー・スコルツェニーは、1931年オーストリア・ナチ党の突撃隊に入隊し、その後ムッソリーニ救出作戦を成功させたことにより騎士十字章を受章する。
時にはヒトラーの味方になったり、時にはスペイン、時にはエジプト、時にはアメリカ、時にはイスラエルと手を組む男である。
伝説の人物でドイツの英雄だと言われているが、人間として見ると間違いなく大悪党だ。