カカオ

猫は逃げたのカカオのレビュー・感想・評価

猫は逃げた(2021年製作の映画)
3.8
ネコが気になるものの、おそらくスルーしていたところを今泉力哉×城定秀夫の企画(L/R15)に背中を押されてしまって劇場で鑑賞してしまった作品。

先月に観た「愛なのに」と同様に、とても面白かった。

どちらの作品も良かった。2つとも脚本がとても素晴らしく、適度に笑えるエピソードを散りばめている。そして身体を重ねる表現にこだわっている。


主な登場人物は4人

ジャーナリストの夫、
漫画家の妻、
夫の不倫相手でハリボーを投げる女、
妻の不倫相手でお茶好きの編集者の男

離婚届の本書を飼い猫のカンタにオシッコをかけられたところから始まる。

ネコの親権を争う離婚ラブコメディ


以下、ネタバレあり。



















愛について哲学的に考え、そしてそのうちそんなことを考えていたことも忘れてしまいそうだ。



迫るハリボー、
一人残されてパフェが届く、
タイトルのイメージと違う映画作品、
お茶ソムリエ、
足のマッサージの比較、

クスッと笑えるエピソードが良い。





ネコが逃げた理由は意外でした。


最終的な4人の修羅場の会話が良い。
自分の言い分を吐き出して、後ろめたいところを刺されて撃沈。お茶を飲んで休戦。


離婚撤回。これは予想できたが、残された2人が繋がる展開は予想外。


4匹の子猫を仲良くシェアする
色々あったけど、仲良くなりそうな4人の雰囲気が面白い。普通ならあり得ないけど、、、
カカオ

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