昨日観た「愛なのに」とセットというかコラボ作?ということで観ました。
今度は今泉力哉監督作品ということか。
どうしよう、びっくりするほどおもしろくない。
と、正直開始一時間まではわりとまじめに途方に暮れてたのですが、そこは腐っても今泉監督。
そこからこれまでの伏線と鬱憤をまとめて一掃する疾走感あふれる会話劇が健在でした。
猫は、もはや言うだけ野暮ですが、ふたりのあいだにかろうじて存在していた愛のメタファーなのでありますな。
どんな外的要因にもびくともしない一途な愛というのは存在するのですよ、というのがこのコラボ?の核なのでしょうか。
個人的には愛はいかようにも変化しうるべきものだとも思うのですが、そうですね、そういった着地点に陥ってしまったのはあきらめもあったのかもしれず。
ラスト、カンタの忘れ形見が4人にひとつずつ残されたとこもよきですね。
個人的には真美子さん、好きです。
松山くんとふたり、お前らもうくっついちゃえよと思ってたらそのとおりになって、なんとなくやっぱ波長が合うのかなと奇妙なカタルシスが。