このレビューはネタバレを含みます
んー、、
まず、絵がとってもきれいで、団地はエモい。
ナツメちゃんが「思い出はきれいで大切な過去として置いておき未来へ進むことを決める」という精神的な成長を遂げる部分が主題かな？
思い出を抱えて前に進むしかない大人たちにも何か刺さるものがあるように思う。
断片的な情報を小出しにして全体を把握させていく魅せ方は好み。
かなり丁寧にわかりやすく説明されていた印象。
しかし、なんというか…
んー、描写が丁寧すぎるのか、同じようなシーンが多くて飽きてくる。
怪我をするシーンも、レイナちゃんがナツメちゃんを「あんたのせいよ！」と責めるシーンも、ナツメちゃんがのっぽくんを「見捨てられない！」と言うシーンも、コウスケが「ナツメを置いていけない！」と言うシーンも…
繰り返されることで「もうわかったよ…」と退屈に感じてしまった。
それぞれ一回でも充分伝わるのに、と思ってしまう。
最後まで見れるくらいには面白かったけれど、私にとって２度見たくなる作品ではなかったかな。
