はじめて観たはずなんだけどなにからなにまでどこかで見たことがあるような既視感はなんだこれ…いや、聖闘士星矢ではないことはたしかだ…それだけはたしかだ！
ツッコみどころは満載だけどちゃんとやりたいことはやれていたような気はする…んだけどいろいろと現代風に改変しまくって原作ファンには受け入れ難く、かといってこれを観て聖闘士星矢原作に興味を持つような新規ファンの獲得もそんな期待できるような感じでもないしで…これは誰が得をするんですか？といういわゆる誰得映画とも言えよう…。
ジョン・ウィックでの活躍を彷彿とさせるマイロックのカンフーやら、X-MENのジーンだ！となるキャスティングやショーン・ビーンが出てきてしまうとはたして生き残ってくれるのかどうかなど映画好きの観点からの楽しみもある。
序盤の格闘シーンは俳優さんやスタントマンががんばってて見応えがあるんだけど後半に戦いの次元が変わっちゃってオーラやエネルギー波での対決に移行するととくに動いてはいなくとも顔でなんとか凄さを表現しなきゃで大変だなぁとかムダなことを考えてしまっちゃうね…。
