吹き替え版は脚本が違うらしく単なる日本語ローカライズとは異なるとか。字幕版と最後まで迷ったけどジャックブラックのクッパが聴きたすぎて字幕を選択。
クッパは期待通りの出来だったけど、全体的に予告で見た吹き替えに比べて強調が少なくて淡々とした印象。もう少し大袈裟でも良かったな。
作品全体としてはマリオの映画として求められるものはしっかり見せてくれたって感じ。
ゲームでお馴染みの土管やブロック、動く床のようなギミックだったり多彩なマリオのパワーアップモードがこれでもかと詰め込まれていて、更に誰もが知っているBGMの数々がナイスアレンジで流れてくる。
CGも上出来、あのクオリティでマリオの世界が動いているだけでもファンには堪らないだろうな。
逆にイマイチだった点はエンタメ映画という側面以外のプラスαが特に感じられなかったこと。ストーリーは王道ど真ん中だけど夕方の子供向けTVアニメの延長、大人が何かを感じられるようなエッセンスは皆無。これまでに名作と呼ばれるようになったCGアニメーション達にはここが一歩及ばずかな。
「rotten tomatoes」での観客評価が96%に対して批評家評価が53%と大きく乖離していたのが話題になっていたけどめちゃくちゃ腹落ちした。
地味に好きなシーン
ブルックリンを横スクロールで走り回る時に一瞬マリオがスマブラでの立ちモーションをしたような...？気のせいかもしれないけどファンサを感じた。
