このレビューはネタバレを含みます
2D/吹替
ちびっ子たちの鑑賞体験を邪魔しないよう、ひっそりと鑑賞。
「うわ!あの作品の敵だ!」「あ!あのBGMだ!」という小ネタが全編にわたって散りばめられているので、もちろんそれに気づいた瞬間の小さな喜びも多い。「ボムキングいるやん!」ってテンション上がった直後に爆発四散したのはちょっと悲しかったけど。特に『Newスーパーマリオブラザーズ』ド世代の僕にはイバラムシやマメキノコが登場してアガりました。
…でも個人的にはその楽しさ以上のモノも以下のモノもない作品だったかな。
ブライアン・タイラー(!)の劇伴は素晴らしかったけど、挿入歌は世界観にハマってないような気がしたし、ほぼ映画オリジナルキャラであるマリオとルイージの家族も好きになれなかったです。結局「街を救ったヒーローのマリオブラザーズ」だから肯定して受け入れただけじゃんね。モヤる。
あ、でもラストバトルのスター無双は映像的にもスカッと楽しめました。『ソー:ラグナロク』の覚醒シーンにも似た快感。またダブルライダーキックで笑った。
文句っぽくなったけど、「GWに帰省したら久々にマリオやろ〜」って考えてる時点でこの映画は大成功な気がする。