さー

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのさーのレビュー・感想・評価

4.2
よくできすぎてるだろおおお〜〜
本編が始まる前に流れる、歴代マリオを楽しむ老若男女の映像だけで、こちとら泣いとるんよ。マーベル並みの存在感で現れる任天堂ロゴを皮切りに、冴えない配管工だがパルクールの天才であるマリオ(うそ)や、真のヒロイン・ルイージ、「THEイルミネーションのキャラ」な自我を持ったピーチ姫などなど、おなじみの仲間たちが縦横無尽にスクリーンを駆け巡り、まるでゲームをしている時のような体感時間であっという間に見終わってしまった。この映画、よくできすぎてる、、

このまま任天堂ユニバース待ったなしと言えるくらい、まだまだ続編やスピンオフを作れそうな余白がうかがえる。今作自体、ものすっごい量の要素詰め込んでて目が足りないんだけど、振り返れば「あのキャラもっと見たかった…」とか「あのゲームのこのシーン活かしてほしい!」とか色々出てくるもんですね。とにかくイルミネーションのドタバタ感と、スーパーマリオの世界の相性がこんなに良いとは…!!無限の可能性感じたよ。

【余談:吹替について】
ミニオンズ然りペット然り、ユニバーサルのアニメーション映画って、本業が声優ではない人を起用しがちだから、今回もお祭り映画だしきっとそうだろうな〜と思ってたのですが、ガチ声優で固めてて嬉しい驚き。たしかに、マリオの声ってあまりにも有名だから、あの声を再現した上で、かつ普段の声も違和感なく出せる…ってなると、それは声優にやってもらうしかないでしょ!ってなったんかな…なんにせよ昨今のアニメ映画には珍しく吹替の満足度めちゃくちゃ高かった。ときどき珍日本語(例:やらいでか!)が飛び出すので、何事かと思ったけど、日本語版台本:上田誠のテロップを見てさらに何事かと思いました(完)
さー

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