このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃおもしろかった!
マリオ要素を再解釈したストーリーでゲーム通りの物語ではない。ピーチ姫はさらわれなくて序盤で共に冒険に出るしむしろルイージが姫ポジションだ。
それでもイメージと違うなんてことはなく、マリオワールドのキャラたちがチャーミングに生き生きと活躍したり暴れる様はみてて気持ちが良い。テンポも良い。
家族から軽んじられる兄弟が異世界で冒険しヒロイックに活躍していく様はストレートな面白さ。ハラハラする場所はしっかり緊張もあり楽しめた。
マリオシリーズの要素も散りばめられていてファンサも忘れていない。カロンが一撃では倒れないところとかマリカのトゲゾーコウラのネタはクスリ。
ドンキーがマリオの悪友?ポジで出たのもうれしい、ディディーコングがちょっと出たのも嬉しい。
マリオシリーズにライト以上ディープ以下のわたしの知識でもわかるところはわかってさらに面白い。
ブルックリンを救った後のマリオたちは移住したのか?とか、自分勝手な恋愛と暴虐はいえクッパちょっとかわいそーと思ったけど、カラッとしたテンポと勧善懲悪さはこの映画の長所なので気にならない。
子どもに見せても喜ぶ健全さとストレートな完成度がみてて気持ちが良い。これをきっかけにマリオに触れる子どもが増えると良いね。
ED間のたまごは…、次回作期待しちゃおうかな。