このレビューはネタバレを含みます
最後を迎えるときあなたならどうしますか？的な作品。キーラ・ナイトレイ主演。
クリスマスの夜、集まった家族・友人たち。実は世界中で謎の毒ガスが発生しており、これを浴びると即死するのだとか。
間もなくガスが迫る中最後の一夜を親しい人たちと楽しく過ごそうとするのだが…
いきなり設定が「ザ・ディザスタームービー」って感じだけどありがちな隕石や大津波などのシーンはほとんどなく、家族がどうするかという心理的な映画。
毒ガスを浴びて苦しんで死ぬくらいなら楽に死ねるピル（薬）を飲むという選択も出来る。薬を飲みゆっくり最後を迎えるか、それとも時の流れに身をまかせるか…選択を迫られる。
生きようとする選択肢はないのか？っていうのがちょっとだけ疑問だった。
楽しい雰囲気から一転して絶望的になるラストは良かったけど、全体的にあまり緊張感はなく地味目でした。
