聖夜に集まった親友や家族たち
個性が過ぎてぶつかりギクシャク
でもぶっ飛んだ彼らはすぐに踊り出す。
そんなまともに理性が効いていない彼らには訳があった。
明日、地球が終わるのだ。
どこからかガスが蔓延して避けられない苦しみが待っているという。
それを防ぐ方法はただ一つ
政府から配られたピルを飲み苦しむことなく死ぬことだった☠️
ネットやテレビ、その他から流れてくるニュースにより疑う余地なく大人たちは最期の夜を楽しもうとお酒を飲み、踊る。
しかし、ある1人の子どもを除き。
彼は、そんなことは存在するのだろうかと疑念を抱く、、
果たして、彼らの運命は
苦しまずに逝くことができるのか。
冒頭の例の男の子がにんじんを包丁で知っていた。
バンっ!とニワトリがドアにぶつかる反動で手を切ってしまう、、
溢れ出す血🩸
これが最後、あんな伏線になるとは、、
面白かった。
実際この目で見て物事の全てを判断することは不可能だ。
むしろ人から聞いたことやテレビやニュースから流れてくるモノで物事を知ることの方が多い。
だが、何でもかんでもその情報に踊らされることはいかがなものだろうか?
その情報を受け止めて
脳みそで物事を判断することがいかに必要なことか。
そして、冷静になり周りに惑わされない意思の強さがもしかすると命を救うことになるかもしれない。
そんな世の中、同調、世間への皮肉のようなものを感じた。
ラストはおっ、、と声が漏れる。
キャラ濃ゆくていいのだけれど
今日で終わりの命なのに
あんなに平気な感じなのだろうか?
平気に見せようとしているだけなのだろうか?
そこの部分の登場人物の感情面やそれに付随する表情、言動はあまりリアルには感じなかった。
最後、父のコーラに子供に翻弄されてながらも必死に感情を押し殺すシーン
落ち着け落ち着け、、と自分に言い聞かせている
人はそうやって世の中に翻弄されていくのだろうか