マタロー

ブルーズド 打ちのめされてものマタローのレビュー・感想・評価

3.0
MMA映画。ハルベリーが監督兼主演。

トラウマ、無能マネージャー、無惨な敗戦、アルコールにDVという地の底のような生活からの立て直しがいかに難しいか。
堕落してしまうと立ち直りたくても環境がそれをさせてくれない。

舞台がインビクタで、ギャビ・ガルシアやヴァレンティーナ・シェフチェンコが出てたり、アクション頑張ってたりとちゃんとMMAっぽい感じになってる。
最後の試合は打撃はもう少しな感じだけど、寝技の応酬やポジション取りなど映画的な誇張もあるもののちゃんとMMAの試合になってて良かった。

ただ色々な周辺事情を盛り込み過ぎて渋滞してる感じも。育った環境や子どもやトレーナーとの恋愛など詰め込み過ぎたかなと。
特にトレーナーとの関係はもっとシンプルでよかったんじゃないかなあ。格闘技面で頑張ってるだけに勿体無い感じがした。
マタロー

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