いはん

この夏の先にはのいはんのレビュー・感想・評価

この夏の先には(2021年製作の映画)
3.7
自分が好きな人は、必ずしも自分を好きになるわけではない。そして、一緒になったからと言って、最後まで共にできるとは限らない。成長していく上で、多くの人が直面しなければいけない事実てある。当たり前なことでも、自分の身に起きた時には簡単に受け入れられない。でも、それで良いとは思う。そしてこれらのことを受け入れることが成長を意味する訳でもない。受け入れようが、受け入れまいが事は起き、私たちの中にナニかを残し過ぎ去っていく。

期待してなかった割には、とても良かったです。
胸に深く刻まれは思いでも、時間の経過と共に薄れていく。私にとっても所謂青春はとうの昔のように感じる。その青春を振り返り、私は何を感じるのだろうか。そしてさらに時が進むにつれ、その感じ方はどう変わるのだろうか。そんなことを思考しつつ映画を観ました。
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